【良い子も心配?!】
〜自我の芽生えと自立心〜
第一次反抗期、いわゆる「イヤイヤ期」。
1歳半〜3歳頃に見られ、「自分でやりたい」「これはイヤ!」といった強い自己主張が生まれる時期です。
おとなから見ると大変に感じますが、この姿こそが “自分という感覚” を育てる、大切な発達のプロセス。
そして小学校高学年〜中学生に訪れる 第二次反抗期。
心も体も急成長し、自立心が高まり、大人の価値観に疑問をもったり反発したりします。
こちらも、「自分はどう生きたいのか」というアイデンティティをつくる上で欠かせないステップです。
■最近は“反抗しない子”も増えている?
反抗しない子は、育てる側にとっては一見「ラク」。
でも、本当に安心して良いのでしょうか?
“思春期に母に「クソばばあ」と言えたら成功”なんて言葉を耳にしますが
その背景には家庭内暴力が潜むケースもあり、一概に「言えたから良い」と判断できるものではありません。
大切なのは、
・反抗するか/しないか
ではなく、
・自己理解が育っているか
・自分の思いを安全に表現できているか
という部分です。
■「反抗期」は“やっかいな時期”ではなく、成長のジャンプ台
反抗期は、子どもが「自分は何者か」を学ぶ大切な時期。
だからこそ大人は戸惑ったり、時にはイライラしたりします。
だからといって、
困りごとを全て取り除き「好きにしていいよ」としてしまうと、
その場はラクでも、子どもの力が育たないままになります。
その結果、
・自己理解が弱く、理想に振り回されて苦しくなる
・自己主張が強すぎて人間関係がうまくいかない
・自分の思いを言えず周りに流されてしまう
そんな大人になるリスクもあります。
身近にも、思い当たる人はいませんか?
そして、ご自身はどうでしょうか。
■だからこそ「反抗期」を大切にしたい
反抗期を理解し、適切に関わることができるようになると、
子どもだけでなく、大人自身の自己理解や自己表現も上達します。
つまり子育てとは、
大人の成長にもつながる“素晴らしいツール”
なのです。
そのツールを手にしているということは、
未来の豊かさを手にしているのと同じこと✨
何歳からでも、ここから自分も育ち直せます。
■自己理解・自己主張を育てるためにできること
例えば、こんな関わり方があります。
-
子どもの気持ちを代弁する(復唱する)
-
“理想と現実”のバランスを一緒に調整する
-
理想に近づくためにできる方法を一緒に探す
ただし、形だけ真似するのは危険。
「なぜその関わりが必要なのか」という“本質”が分かってこそ、子どもに合った対応ができます。
「頭では分かるけれど、実際は難しい…」
そんな声もよく聞きます。
そのために、学びの場や、安心して相談できる交流の場を設けています。
ひとりで抱え込まず、ぜひ活用してみてください。
■子育てが楽しい=子どもの育ちを軽視する、ではない
子育てを楽しむことと、発達を軽視することは別物です。
子どもの成長にしっかり目を向けながら、毎日をポジティブに味わうことができます。
「子どもの成長を楽しめる子育て」
それは、一石二鳥どころか、未来の大きな豊かさにつながります。
今しか味わえない育ちの瞬間を、どうか存分に味わってくださいね。
子どもも、大人も、同じように育っていくのですから。
興味がある方は、ふわっち公式LINEに登録して、チェックしてみてくださいね。
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