
「ほめて育てよう」って、よく聞きますよね。
でも、実際は──
毎日バタバタで、ついイライラして怒っちゃって
そんな自分に後から自己嫌悪…。
でも大丈夫。
子育てに“完璧”なんてありません。
だけど・・
もし、反省しなくてもいい子育てができるとしたら?
ちょっと気になりませんか?
■ 魔法の声かけって本当にあるの?
最近よく耳にする「魔法の声かけ」。
でも、言い方やタイミングがズレると、効果がなかったり逆効果になることも…
たとえば子育てを「お菓子作り」にたとえてみましょう。
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レシピを見て
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材料をそろえ
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手順通りに作っても…
うまく膨らまないとか固まらないとか
思い通りにいかないこと、ありますよね?
それは、タイミングや状態など、
レシピには載っていないちょっとした“コツ”が抜けているから。
声掛けも同じです。
「いい言葉」を知っているだけでは足りない。
“いつ、どんな場面で、どんな状態の時に”使うか が魔法になるのです。
■ 子どもが育つ「ほめ方」「しかり方」って?
ここが本題です。
言葉や態度が良いとか、悪いではありません。
同じ言葉や態度でも、その子に、どう伝わるのか。
伝わらないのは、やっていないのと一緒です。
その子にとって、伝わりやすい「ほめ方」「しかり方」で
子どもの行動が定着していきます。
合わない「ほめ方」「しかり方」をすると、子どもは混乱し、育ちにくなりますので
くれぐれもご注意ください。
● ほめるときのポイント
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結果ではなく、「選んだ行動」に注目
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ジャッジせず、一緒に喜ぶ
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「なぜできたのか」を一緒に振り返る◎
例:「お片付けできたね!自分から動けてすごいね」
→「一緒に気持ちよく過ごせるね」となど伝える
● しかるポイント
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故意に人や自分を傷つけたとき
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命に関わる危険行動のとき
逆に、「わざとじゃないこと」や「成長途中の失敗」は、叱らない!
たとえば…
ジュースをこぼした → ✖叱る
〇「どう片づけるか」
〇「こぼさない様にするには」を一緒に学ぶ。
■ こんな悩みにも役立ちます
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甘やかしすぎかも?と心配になる
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厳しくしすぎたかな…と不安になる
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パートナーと子育て方針がズレている
そんなときこそ、“声かけの視点” が役立ちます。
■ 学びを深めたい方へ
◇ふわっちの「子育ち研究所」では、
声かけの“タイミング”と“意味”などが分かるようになります。
◇8月の「子育ち学び&ランチ会」では
『ほめるとしかるの使い分け』 をテーマに深掘りします。
■ 最後に…
子育てに「正解」はなくても、愛情の有無だけでない
「ラクになる考え方」
「育ちやすくなる方法」
「育ちに悪影響」する子育てがあります。
「今できること」
「今しかできないこと」──
そのヒントを、これからもお届けしていきます。
次回は、具体的な声かけのコツをお伝えします。
お楽しみに♪
過去のおすすめブログ
vol1「今できる『予防保育』のススメ」
vol2「親ができる賢いえらび方」
vol3「子育てのウソ・ホント」
vol4「母親ってそんなに特別?」