2025.9.14
出産を迎える、迎えた方は必ず知ってほしい!全国でも有数の手厚いサービスが受けられる新潟市の産後ケアサービスとは?

全国でも有数の手厚い産後ケアサービスについて『新潟市こども未来部こども家庭課』様にハグコネ編集部が詳しくお聞きしに行ってきました!!
目次
- 産後ケア事業とは?
- 利用できる人
- サービスの種類
- 内容・利用料金について
- 利用方法と流れ
- まとめ:一人で抱え込まないで
1. 産後ケア事業とは?
出産後のママは、体の回復や赤ちゃんのお世話で心も体もフル回転。
そんなママを応援するのが「産後ケア事業」です。
新潟市では、助産師や保健師、看護師さんが、ママと赤ちゃんをしっかりサポートしてくれる仕組みがあります。
2.利用できる人
- 新潟市に住んでいる産後のママと生後6か月未満の赤ちゃん※訪問ケアは1歳未満まで
- 産後の体調や育児に不安を感じている方
- 家族などから十分な家事・育児の援助が受けられない方
3.サービスの種類
大きく分けて、次のようなケアがあります。
- 宿泊ケア:産院などに宿泊する
- デイケア:産院などに日帰りで通う
- 訪問ケア:産院などの助産師が自宅に訪問する
「授乳がうまくいかない」「赤ちゃんのお世話に自信がない」
そんな時にとても頼りになります。
4.内容・利用料金について
宿泊ケア(施設に宿泊)
▶利用時間
1泊2日の場合24時間(3回食事提供あり)
▶利用料金
2,500円/日(1泊2日の場合5,000円)
▶利用回数
7日
宿泊ケアは1泊2日を「2日」とカウントします。
最大6泊7日まで利用でき、日数を分割しての利用もできます。
例1) 2泊3日と3泊4日を利用すると合計7日となります。
例2) 5泊6日利用した場合、1日残りますが、さらに1泊2日利用する場合は、2日目は全額自己負担(29,000円程度)になります。
デイケア(施設に通所)
▶利用時間
6時間/日(1回食事提供あり)
▶利用料金
2,000円/日
▶利用回数
デイケア・訪問ケア合わせて通算7日(回)
訪問ケア(自宅に訪問)
▶利用時間
90分/回
▶利用料金
1,000円/回
▶利用回数
デイケア・訪問ケア合わせて通算7日(回)
■各ケアの1日(回)目はなんと無料です!
※市民税非課税世帯及び生活保護世帯は自己負担額が半額です。市の産後ケア事業の内容以外のサービスのご利用については、全額自己負担となります。事業者の設定する利用料が市の委託料の上限を超える場合、差額が発生する場合があります。
※多胎児の場合、多胎児加算料が発生する場合があります。(事業者ごとに料金は異なります。)その料金を1日(回)ごとに宿泊ケア5,000円、デイケア3,000円、訪問ケア2,000円を上限として、市が助成します。
※すべてのサービス日(回)数を使用した方で延長利用を希望される方は、審査のうえ必要と認められる場合、さらに通算7日(回)を限度として延長できます。お住いの区の区役所へご相談ください。
5.利用方法と流れ
①まずはお申込みから!
『妊娠8か月~利用日の10日前まで』に申請が必要です。
こちらから電子申請を行っていただくか、「新潟市産後ケア事業利用申請書」をお住いの区の区役所妊娠・子育てほっとステーションへ提出してください。
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産後ケア利用申し込みはこちらから
②区役所からの連絡を待つ!
申請の内容をもとに区役所の助産師・保健師が、体調や育児不安の状況などをお聞きするため連絡がきます。こども家庭課で審査した後、「新潟市産後ケア事業利用決定通知書」「新潟市産後ケア事業利用管理票」「無料チケット」等が郵送されてきます。
③利用施設を選び、利用日・利用内容を相談!
利用日、利用内容を選んだ施設に直接相談し、「新潟市産後ケア事業利用管理票」を持参して利用してください。※気に入った施設が見つかったら早めのご相談がおすすめです!
まずは「相談」から始まるので、気軽に施設に連絡してみましょう。
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利用できる施設詳細はこちらから
6. まとめ:一人で抱え込まないで
赤ちゃんとの生活は幸せだけど、同時に不安や疲れもいっぱい。
新潟市の産後ケア事業は、そんなママの『孤育て』を安心してサポートしてくれる制度です。
「ちょっと休みたい」「誰かに頼りたい」
そう思ったら、遠慮せずにぜひ利用してみてくださいね。
※この記事の内容は令和7年9月1日時点の情報です。最新の情報や内容の詳細は新潟市の公式ホームページをご確認ください。
記事監修
新潟市こども未来部こども家庭課
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1-602-1
(直通)025-226-1205
メール kodomo.k@city.niigata.lg.jp