園や学校に通っていると、
「その対応で大丈夫なのかな」
「うちの子、ちゃんと分かってもらえているのかな」
そんな不安や不満が生まれることは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、
不安や不満を感じたこと自体が問題なのではないということ。
問題になりやすいのは、
・感情だけで動いてしまうこと
・一人で抱え込み続けてしまうこと
です。
保護者からは見えないことが、実はたくさんある
園や学校では、
・集団の中での子どもの姿
・家庭とは違う環境での反応
・発達段階による揺れ
など、保護者からは見えにくい様子がたくさんあります。
だからこそ、気になることがあったときには
「どうして〇〇なんですか?」
と、尋ねる・お伺いする形で聞いてみることが、とても大切です。
「こうしてほしい」
「それは良くないと思う」
と決めつけてしまうと
本来共有できたはずの情報や視点が、すれ違ってしまうこともあります。
不安や不満が大きくなる前にできる、3つの準備
① 事実と気持ちを分けて整理する
「何が起きたのか(事実)」
「それをどう感じたのか(気持ち)」
この2つを分けて考えるだけで、話し合いは格段にしやすくなります。
② “正解”を決めつけない
園や学校の対応が100点でないこともあります。
同時に、家庭の思いがすべて通るわけでもありません。
大切なのは、
子どもの育ちにとって、今何が必要かという視点です。
③ 日頃から、関係を育てておく
感謝を伝えたり、ちょっとしたやりとりを重ねておくことで
園や学校との関係は、少しずつ信頼に変わっていきます。
実は、先生の側も迷っていることがある
最近は
「保護者との関係を大切にしたい」
「踏み込みすぎてはいけないのでは」
と、先生の側が遠慮してしまい
声を掛けにくくなっているケースも増えています。
日頃から良好な関係ができていると、
先生も
「少し気になることがあって…」
と声を掛けやすくなります。
それは結果的に、
子どもを守ることにつながる関係性でもあります。
子どもとの会話も、日常の積み重ねがカギ
子どもに対しても、
「何かあったの?」
「嫌なことあった?」
と“聞き出す”より、
「今日はどんなことしたの?」
「それ、面白そうだね」
と、保護者が興味をもって聞く日常会話を大切にしてほしいのです。
こうした関わりがあると、
トラブルが大きくなる前に
小さな違和感に気づきやすくなります。
学ぶことで、対立は予防できる
園や学校と対立することが目的ではありません。
目的は、
子どもが安心して育つ環境を整えること。
・発達の視点
・園や学校の役割
・保護者としての関わり方
を知ることで、
不安や不満は
「対立の種」ではなく
「理解を深めるきっかけ」に変わっていきます。
困ってからではなく、
困りそうなときにこそ、学びがチカラになる。
「ふわっち」では、
日常の悩みを切り口に、
感情と現実を整理し、
実践につなげる視点を発信しています。
子どもを守るために、
大人ができることは、まだたくさんあります。