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公開日:2026.7.1  更新日:2026.6.30

人との距離感~心と身体~ 教えるよりも“育てる”が大切です

「なんでそんなに近づくの?」

「相手が嫌がっているよ。」

「もう少し空気を読めたらいいのに…。」

子どもと過ごしていると、人との距離感が気になる場面はありませんか?

友達とのトラブルや、相手との関わり方に悩む姿を見ると、「なんで出来ないの?」「どうしたら良いの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

人との距離感は、生まれつき備わっているものではありません。

そして、「教えればすぐに身につくもの」でもないから、「今」を大切にしたいのです。

人との距離感も、経験の中で育つ力です

言葉を話せるようになること。

体を思うように動かせるようになること。

身の回りのことができるようになること。

子どもは、さまざまな力を少しずつ育てながら成長していきます。

それと同じように、人との距離感も経験の中で育っていく力の一つです。

相手との物理的な距離。

言葉の伝え方。

相手の表情や気持ちを感じ取る力。

「ここまでは大丈夫」「ここから先は嫌なんだ」と考える力。

こうしたさまざまな力が少しずつ育つことで、人との心地よい距離感も身についていきます。

だからこそ、「教えればできる」のではなく、「育つ環境」と「適切な関わり」があって育っていくものなのです。

※ 発達に特性があると、生まれ持った感覚の違いから、スムーズには学びにくいという特性があり、より丁寧な関わりが必要です。

経験することが、何よりの学びになります

友達と遊ぶ。

近づきすぎて嫌がられる。

「やめて」と伝えられる。

自分も同じ経験をする。

仲直りをする。

そんな一つひとつの経験が、「相手にも気持ちがある」ということを実感する機会になります。

もちろん、相手を傷つけることは止めなければなりません。

でも、失敗をすべてなくそうとすることよりも、その経験を次につながる学びにしていくことが大切です。

分かりやすい子もいれば、分かりにくい子もいます

人との距離感を自然に理解しやすい子もいれば、何度経験しても分かりにくい子もいます。

その背景には、発達の特徴や、これまでの経験、育ってきた環境など、さまざまな要因が関係していることがあります。

だから、「何回言っても分からない子」と考えるのではなく、

「この子には、どんな経験やサポートが必要なんだろう。」

という視点がとても大切になります。

子どもだけで学ぶことが難しい場合には、大人が丁寧に橋渡しをすることが必要です。

「相手はこんな気持ちだったかもしれないね。」

「次はどうしたらいいと思う?」

そんな関わりを積み重ねることで、少しずつ理解が深まっていきます。

大人が学ぶ機会を減らしてしまうこともあります

実は、大人がよかれと思ってしていることが、子どもが距離感を学ぶ機会を減らしてしまうこともあります。

例えば、

  • 子ども同士で解決できそうな場面でも、すぐに大人が間に入ってしまう。
  • 子どもの代わりに気持ちを伝え続けてしまう。
  • トラブルを避けるために、人との関わりそのものを減らしてしまう。

もちろん、安全を守るために大人が介入しなければならない場面はあります。

しかし、すべてを先回りしてしまうと、「考える」「感じる」「伝える」「相手の反応から学ぶ」という大切な経験が少なくなってしまうことがあります。

子どもを守ることと、子どもの育ちを守ること

この二つは似ているようで、少し違います。

安全を守りながらも、育ちに必要な経験をどう支えていくか。

その視点を持つことが、子どもの将来の人間関係を育てることにつながります。

人との距離感は、一生使う力

人との距離感は、友達との関わりだけではありません。

園でも、学校でも、職場でも、地域でも、家庭でも。

人生のあらゆる人間関係の土台になります。

だからこそ、小さい頃から少しずつ育てていきたい力です。

そして、その育ちは子どもだけに任せるものではなく、大人が仕組みを知り、適切に支えることで、より育ちやすくなります。

子どもの未来のために、私たち大人も「育ち」について学び続けることが大切なのかもしれません。


一緒に「育ち」を学びませんか?

子どもの行動には、一つひとつ意味があります。

その理由が分かると、「困った行動」が「育ちの途中」に見えてくることがあります。

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8月30日(日) 13:30~15:30 江南区福祉センターきらとぴあ

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ふわっちTAKAKO

NPO法人適正育成ラボ「ふわっち」代表 2児の母(長女29歳 次女26歳) ▶社会人(母親)になってから保育士資格取得 ▶保育士勤務 8年 保育士養成校 講...

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