公開日:2026.9.1 更新日:2026.8.31
7月26日の新潟大雨、子どもと一緒にいたら?冠水した場所と深さを地区別に整理+今すぐできる対策
2026年7月26日、新潟市中心部が記録的な大雨に見舞われました。東区・中央区を中心に道路が川と化し、万代や駅前では膝上まで浸水。「あの状況に子どもと一緒にいたら」——そう思ったパパ・ママも多いはずです。この記事では今回の冠水・浸水の具体的な地点を地区別に整理し、大雨から子どもを守るために今すぐできることをまとめます。
📊 7月26日の大雨:まず数字で把握する
アメダス新潟では18時までの6時間降水量が89.5mm、東区・松浜では13時35分までの1時間に46.0mmを記録し、7月の観測史上最大を更新。阿賀野市の瓢湖では6時間で158.5mmという記録的な数値となりました。
新潟市は災害対策本部を設置。大雨危険警報(レベル4)が新潟・長岡・阿賀野の3市に、土砂災害危険警報が6市町村に発表されました。
🗺️ 区別・地点別 冠水・浸水マップ【7月26日】
🔴 中央区(最も被害が集中)
| 地点 | 状況 |
|---|---|
| 万代1丁目(万代シテイバスセンター) | 1階全体が広く冠水。ロータリーをバスが慎重に進む状況 |
| 万代3丁目 | 道路が川のように冠水。車の走行が困難な状態 |
| 東大通1丁目 | 車が立ち往生。移動させる人の姿も |
| 柳都大橋東詰 | 道路が冠水し車が立ち往生。深い場所ではひざ上まで |
| 本町通6番町(アーケード内) | アーケード内部まで冠水 |
中央区と東区では床上浸水の被害が確認されています。
🟠 東区(雨量が最も多かった区)
| 地点 | 状況 |
|---|---|
| 新潟空港周辺(アメダス観測点) | 1時間46.0mm→7月観測史上最大の降雨。区内全域に影響 |
| 東区内(床上浸水) | 床上浸水1棟を確認 |
| 東区内(床下浸水) | 複数箇所で床下浸水を確認 |
市内のアプリ利用者からは「足首〜すね」まで冠水という報告が多数寄せられており、車道が川のようになっている状況が各地で確認されました。
🟡 北区
| 地点 | 状況 |
|---|---|
| 早通北 | 複数の住宅で床下浸水 |
| 内沼・下土地亀・高森新田 | 避難指示発令(2,040世帯・5,353人対象) |
🟡 江南区
| 地点 | 状況 |
|---|---|
| 松山 | 避難指示発令(7世帯・21人) |
| 江南区一部地域 | 床下浸水を確認 |
⚪ その他の区
秋葉区・南区・西区・西蒲区:今回の主な被害は中央区・東区・北区・江南区に集中。ただし新潟市全域で大雨警戒が必要な状況でした。
📌 「うちの区は大丈夫だった」は次回も安全とは限りません。今回の雨雲の向きが少し違えば、別の区が同じ状況になった可能性があります。
⚠️ 冠水した道路が「子どもに特に危険」な理由
1. 水深の感覚が大人と全然違う
大人の足首〜すね(15〜40cm)の冠水でも、3〜4歳の子どもには腰〜胸に達します。今回の柳都大橋東詰のようにひざ上の冠水なら、幼児にとっては首まで来ることも。
2. 側溝・マンホールの蓋が外れている
冠水時は水圧で側溝やマンホールの蓋が外れます。水面下に隠れた穴に気づかず落下する事故は全国で毎年起きており、子どもは特に危険です。
3. 新潟市特有のリスク:用水路・農業水路
新潟市は農業用水路・側溝が多い地域です。冠水すると道路と用水路の境界が完全に消え、転落しても周囲から気づかれにくくなります。
4. 感電・漏電のリスク
冠水した道路の水に電柱・地下ケーブルの電気が流れている場合があります。水たまりに見えても、感電のリスクは常にあります。
🗺️ 新潟市の「冠水しやすい場所」を事前に確認しておこう
新潟市では、ゲリラ豪雨時に冠水するおそれのある箇所の一覧と箇所マップを毎年更新して公表しています。深さ80cm以上冠水するおそれのある箇所については箇所台帳も公開しています。
まず「スマハザ」で自分の家の周りをチェック
ハザードマップをはじめて見る方にとって、行政が公開している公式マップはPDFが多く、「どこを見ればいいかわからない」と感じることも多いと思います。
そこでおすすめなのが「住まハザ(スマハザ)」(sumahaza.com)です。新潟市の区ごとに、洪水・浸水・液状化・土砂災害など複数のリスクをわかりやすく解説してくれるサイトで、ハグコネでも紹介しています。公式マップを開く前にまずスマハザで概要を把握しておくと、どの情報を見るべきかがぐっとわかりやすくなります。
💡 スマハザの使い方イメージ
①「新潟市○○区」で記事を検索 → ②自分の地域のリスクをざっくり把握 → ③公式マップで詳細を確認
公式ハザードマップ・冠水情報(詳細確認用)
| 確認すること | リンク |
|---|---|
| 🗺️ 冠水想定箇所マップ(令和8年4月現在) | 道路冠水危険想定箇所 → |
| 🌊 洪水ハザードマップ | 新潟市 洪水ハザードマップ → |
| 🏘️ 総合ハザードマップ(中学校区別) | 新潟市 総合ハザードマップ → |
| 📍 リアルタイム防災情報 | 新潟市防災情報 → |
✅ 大雨・冠水から子どもを守る「今すぐできる対策」
🏠 自宅でできる備え
- ☐ ハザードマップで自宅・保育園・通学路の冠水リスクを確認する
- ☐ 避難場所と避難ルートを子どもと一緒に確認しておく
- ☐ 新潟市防災メール・Yahoo!防災速報に登録する(雨が強まる30分前に通知が届く)
- ☐ レインブーツは長めのものを選ぶ(子どもは水が靴に入りやすい)
- ☐ 非常用バッグに子どものものを先に入れておく
🚗 外出中に冠水に遭遇したら
徒歩の場合:
- すぐに引き返して高い場所・建物の中へ
- 子どもは絶対に冠水した道を歩かせない(抱っこ・肩車)
- 用水路・側溝のそばに近づかせない
- 水の中で光るもの・しびれを感じたら感電の可能性→すぐ離れる
車の場合:
- 冠水した道路には絶対に進入しない(見た目より深い)
- 車内に水が入り始めたらすぐに脱出を判断する
- 子どもをシートベルトから外してから一緒に脱出する
🏫 保育園・幼稚園へのお迎えはどうする?
- 避難情報(警戒レベル3以上)が出ている場合:無理に動かない。園から連絡が来ます
- 冠水した道を通らないとお迎えに行けない場合:行かない判断が正解。園は子どもを安全に保護してくれます
- 事前に園の緊急連絡フローを確認しておく:「大雨のときはどうすれば?」を今のうちに担任の先生に聞いておきましょう
⚠️ 冠水道路での交通事故は「お迎えに向かう途中」に多く発生しています。子どものために無理をして、その保護者が事故に遭っては意味がありません。
📱 役立つアプリ・情報源
| ツール | 特徴 |
|---|---|
| 新潟市防災情報メール | 避難情報・警戒レベルが自動でメールに届く |
| Yahoo!防災速報 | ゲリラ豪雨の30分前に通知。子どものお迎え前に必ずチェックを |
| NHKニュース防災アプリ | 現在地付近の浸水・洪水情報をリアルタイム確認 |
| 川の防災情報(国交省) | 新潟市周辺の河川水位をリアルタイム確認 |
| ウェザーニュース | 局所的な雨雲の動きをピンポイントで確認できる |
📞 新潟市の緊急連絡先
| 窓口 | 電話番号 | 対応時間 |
|---|---|---|
| 新潟市コールセンター | 025-243-4894 | 年中無休 8:00〜21:00 |
| 新潟市代表(災害情報) | 025-228-1000 | 平日8:30〜17:30 |
| 新潟地方気象台 | 025-281-5000 | 警報・注意報の確認 |
7月26日の大雨は「新潟市でもこういうことが起きる」という大切な教訓を残しました。次の大雨が来る前に、今日の記事を参考に家族で5分だけ防災の話をしてみてください。その5分が子どもの命を守る準備になります。
ハグコネでは新潟市の子育て世代に役立つ情報を発信しています。
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✍️ この記事を書いた人
本間 陵太(ハグコネ運営者)
新潟市を中心に、子育て世代のためのWEBメディア「ハグコネ(hugconne)」を運営。WEBデザイン・SEO/MEOコンサルタントとしての知見を活かしながら、新潟市内の保育士・助産師・医師・子育て支援活動者など多くの専門家や実践者と密に連携し、現場に根ざした子育て情報を発信しています。新潟市こども未来部こども家庭課などの行政窓口への直接取材実績を持ち、「子育て家庭が本当に必要な情報に辿り着けるメディア」を目指して日々活動中。体験型アートスタジオ「artwork studio sew in」の運営もしており、子どもの感性を育てる場づくりにも取り組んでいます。また、私自身は子どもを授かれない体として生まれ、私にとっての我が子は愛犬(ワンちゃん)です。そうした背景から、ハグコネを立ち上げるよりも前に、まずは24時間スタッフが常駐するペットホテル・トリミングサロン「ワンルーク新潟市中央区店」を立ち上げて運営してきました。自分の子どもがいないからこそ、今まさに子育てに奮闘している親御さんたちよりも子どもたちにかけられる時間が多いと感じており、その時間を子育て世代のために役立てることこそが自分の使命だと思い、強い想いを持って「ハグコネ」を運営しています。子どもたちの世界にも、ワンちゃんや猫ちゃんなど動物の世界にも貢献したい——その想いは今も変わりません。
📌 本記事の被害情報は2026年7月26〜27日時点の報道をもとに作成しています。最新の防災情報・避難情報は新潟市公式サイトおよび各防災アプリでご確認ください。


